事務系の仕事でキャリアアップしたい人におすすめの資格

中小企業診断士

中小企業向へ経営のアドバイスをおこなうコンサルタントを認定する国家資格です。企業の経営企画部など、経営に関わる仕事に就いている人にとって役立つ知識を習得できます。資格取得後は経営コンサルタントとして独立する人もいますが、会社員のままでも十分役に立つ資格です。

資格の種類:国家資格
合格率:4%
受験資格:なし
試験内容:企業経営理論、財務・会計などの分野から出題され、一次試験は多肢選択式、二次試験は筆記試験と口述試験

日商簿記検定(2級)

財務諸表を作成する方法や手続きに関する技術である簿記の技能を認定する公的資格です。1級~3級と初級の4段階がありますが、3級と初級は簡単に取得できるため、あまりキャリアアップにはなりません。2級以上の資格をもっていると経理部への異動・転職をしやすくなります。営業職の人でも簿記を勉強すると、取引先企業の経営状況を把握したり、数字に強くなったりできるので役立ちます。

資格の種類:公的資格
合格率:20~30%(2級の場合)
受験資格:なし
試験内容:商業簿記と工業簿記に関する筆記問題(2級の場合)

TOEIC

英語の能力を認定する民間資格です。合格・不合格ではなく、英語の能力の高さを点数で評価してくれます。英語関係の資格では最も有名なものであり、英語を使う仕事を目指すのであればぜひ受験すべきです。社会人の方が英語を使う職種への転職を狙うのであれば、750点以上の点数をとっておくとアピールになります。日常的に英会話が必要な外資系企業に就職するのであれば800点以上が目安です。

資格の種類:民間資格
合格率:-
受験資格:なし
試験内容:多肢選択式の筆記試験とリスニング試験

MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)

Word、Excel、PowerPointなど、職場でよく使われるマイクロソフト・オフィスに関する技能を認定する民間資格です。スペシャリストは初級レベルで、上位資格のエキスパートもあります。事務系職種の転職でアピールになるのはもちろんですが、多くの業務で効率化につながるので役立ちやすい資格です。

資格の種類:民間資格
合格率:80%
受験資格:なし
試験内容:コンピュータを使った実技試験