難易度「最高」の資格

公認会計士

会計監査やコンサルティングなどの業務をおこなう、会計の専門家になるための国家資格です。受験資格は特にありませんが、難易度は非常に高く、2~4年くらいかけて資格試験予備校に通って勉強する必要があります。受験者のレベルは高いですが、それでも合格率は6~10%くらいです。

資格の種類:国家資格
合格率:6~10%
受験資格:なし
試験内容:会計学、監査論などの分野に関する、短答式試験と論文式試験の2段階

弁理士

知的財産の専門家として、特許権や意匠権などの知的財産権の申請手続きを代理する業務をおこなうことができる国家資格です。合格率は6~10%程度で、合格するまでに何年もかかる人の多い難関資格です。

資格の種類:国家資格
合格率:6~10%
受験資格:なし
試験内容:特許法、化学・工学などの分野に関する、択一式筆記試験、論文式筆記試験、口述試験の3段階




司法書士

不動産登記や商業登記をおこなったり、簡易裁判の代理業務などに携わったりすることができる国家資格です。受験資格はありません。社会的な評価も高く、独立開業も可能ですが、合格率は3~4%で難易度の高い資格です。

資格の種類:国家資格
合格率:3~4%
受験資格:なし
試験内容:憲法・民法・商法などの法律、不動産登記および法人登記、供託などの分野に関する、多肢選択式と記述式の筆記試験と、口述試験の2段階

不動産鑑定士

土地や建物の価値を評価する「不動産鑑定評価」をおこなうことができる国家資格です。受験資格は特にありません。合格率約5%の難関資格ですが、そのぶん希少性が高く、一定の需要のある仕事なので安定した収入が見込めます。

資格の種類:国家資格
合格率:5%
受験資格:なし
試験内容:不動産に関する行政法規、不動産鑑定評価理論などの分野に関する、短答式試験と論文式試験