民間の検定試験はあまり役に立たないものが多い
現在は民間団体の主催する検定試験が数多くあります。TOEICなどの有名な資格は就職・転職時のアピールにつながりますが、取得してもほとんど就職・転職のアピールにならない資格も多いです。
例えば漢字検定など、実際の仕事とあまり関係ない分野の知識を証明する資格は、履歴書に書いてもあまり魅力的とは思われません。自分が働きたい業界ではどんな資格が必要なのか、どんな資格のニーズが高いのかを調べておかないと、資格を取得しても生かせないことが多いので注意しましょう。
今後役立つおすすめの資格
今後役立つ資格としては、まず高齢化社会に向けて継続して需要が増えていく医療・介護関係の資格があげられるでしょう。
医師や薬剤師などの難関資格だけでなく、看護士、介護福祉士や、登録販売者などの取りやすい資格も含め、取得すれば就職しやすい状況が続きそうです。
また2020年のオリンピックに向けた建設ラッシュやマンションの増加に伴い、電気工事士、測量士、管理業務主任者といった不動産・電気工事・マンション管理関係の資格もおすすめです。
自動車免許は重要!
転職サイトの求人条件を見ると、特に地方では普通自動車第一種免許の需要が多いです。営業車を運転できる人や、駅から離れた場所でも通勤できる人が求められています。たいていの場合はAT限定でも可となっているので、自動車免許はぜひ取得しておくと良いでしょう。
さらに中型、大型免許を取得して運転できる車種を増やすと、就職先の選択肢が広がります。トラックやダンプカー、バスを運転できるようになると、さらなる収入アップが狙えます。