第6位 普通自動車第一種免許

自動車の運転免許は、特に地方で就職する予定の人には重要な資格です。営業車で外回りをする、車がないと行きにくい地域を調査する、などさまざまな理由で会社の車を運転する機会のある仕事は多いです。そのため、地方の求人では自動車運転免許が必須となっていることも少なくありません。また運転免許試験は、短期間に集中して講習を受けたほうが合格しやすいので、夏休みなど、まとまった時間を確保できる大学生のうちに取得するのが得策です。

資格の種類:国家資格
年収の目安:-
合格率:70%程度
試験内容:学科試験および技能試験

第5位 基本情報技術者

コンピュータ・ネットワークなどIT技術関係の技能を認定する国家資格です。IT・情報系資格の中では比較的とりやすく、就職活動でも役立つということで人気があります。合格率は20~30%程度です。特に文系学部の人で、IT系企業に就職したい人はこの資格を取得しておくとIT分野に興味があることのアピールになります。より難易度の低いIT系国家資格として「ITパスポート」という資格がありますが、取得が簡単すぎてあまり有効なアピールにはならない可能性が高いので、できれば基本情報技術者を取得したいところです。

資格の種類:国家資格
年収の目安:-
合格率:20~30%
試験内容:アルゴリズムとプログラミング、コンピュータシステム、プロジェクトマネジメントなどの分野に関する多肢選択式の問題

第4位 宅地建物取引士

不動産の売買や賃貸契約を仲介する際に、重要事項の説明などをおこなうことができる国家資格です。主に不動産業界や、金融機関など不動産を扱う会社に就職する人に役立つ資格で、就職活動前に取得しておくと、業界への関心が高いことのアピールになります。試験内容は不動産関係の法律に関する択一問題なので、比較的対策を立てやすいですが、合格率は15%くらいで簡単な資格ではありません。

資格の種類:国家資格
年収の目安:350~550万円
合格率:15%
試験内容:不動産関係の法律等の分野に関する多肢選択式の問題